鶏といえばその調理方法の豊富さ、スープのクセのなさ、 そして肉の美味さと、どれをとっても生活には欠かせないものであります。
そこで、微妙な図を用いた鶏肉分布図をメモしておきます。 これを作るにあたり、 普段から大変お世話になっている小学館の食材図典 を大いに参考にさせていただきましたことは言うまでもありません。
大量生産しやすいよう改良された交雑種。 味が淡泊でどんな料理にも使える。 生後50日前後の若鶏。
地域ごとの特徴を持つ在来種。 一定期間平飼い(地面に放して飼育)されたJAS規格の鶏。 しっかりした歯ごたえと濃厚な旨味。
地鶏の基準には含まれない国産鶏。
ふ化して150日経過した頃から産卵を開始する。 そして550日以上経過すると産卵ペースが落ちてくるので廃鶏(親鳥)として消費される。
独特の歯ごたえと旨味があり、グルタミン酸はブロイラーの1.5倍程度あると言われる。 宮崎名物の炭焼き鶏や、香川丸亀市の骨付鶏に用いられる。
その他の消費法にはラーメン用の鶏油、スープ用の鶏ガラ、市販のレトルト食品にも用いられている。
2022年秋頃から2023年春も継続中であるが、鳥インフルエンザの影響により卵や親鳥が品薄になっている。 物価の優等生と長年言われてきた卵の価格高騰も続いているが、鳥インフルエンザの発生源とされる渡り鳥が北に帰る5月中には終息するという見方もある。
更新日:23/03/29
公開日:06/04/25