担担麺をこの前作りましたが、やっぱりどうも辛すぎる。 もう調理中から辛い臭いがキッチンに充満して、目がしみるほどであります。 オイとしてはタンタンメンのそこんところが好きなわけですが、やっぱりどうもガマンならんという方のために、今日は甘めにじゃーじゃーめんを 作ってみたいと思います。 これは子供でも食べることができるやさいい麺です。 是非一度作ってみてください。
じゃーじゃめんのじゃーじゃーとは炸醤(ザージャン)のことで、これは中国の肉味噌のことでありまして、 豆板醤同様いわゆるひとつの『醤(ジャン)』なわけです。
まずは炸醤から作ってみます(動画)。 まずは赤味噌を用意し、お湯で軽く溶いてペースト状にしておきましょう。 この際、 味噌を数種類混ぜ合わせたり、檀流みたいにモロミを使ったりしたほうが、味に深みがでます。 テンメンジャンを使うのもよいですね。
ネギとショウガを同量程度、みじん切りにしておきます。 今回は冷蔵庫の中より発見した小ネギを使用しましたが、長ネギのほうがよいかもしれません。
お好みでニンニクのみじん切りを加えてみてもよいです。
鍋を熱して、サラダ油を入れます。 満遍なくいきわたらせてから、刻んだネギとショウガを投入し、香りがでるまで炒めます。 焦げないように注意であります。 そして豚(牛)の挽肉を投入し、炒めていきます。
※ひき肉は牛豚どちらでもお好みのものを使用してください。 辛く作りたい場合は、ネギ、ショウガを炒めた後、豆板醤、香辣醤、唐辛子などを加えて炒めてください。
挽肉の色がかわってきた頃、みりん、醤油で味付けをしてしばらく炒めたのち、さきほど湯で溶いておいた赤味噌を投入します。 水気が飛んで、トロミがでてくるまで炒めます。
こうすることにより、味噌の生臭みが消えるわけです。
※より中華風に作るならば、酒を老酒にしたり、黒コショウを振りかけたりしてみてもよいです。
美味しそうにひき肉が味噌と絡まりました。 仕上げに胡麻油をたらしこんで肉みそのできあがり。 もしもこの肉みそが辛い場合は、器に移す前に砂糖を少しいれて絡めましょう。
※ごま油をラー油に変更すると、若干辛くなります。
ハイ炸醤(肉みそ)の出来上がり。 皆さんご想像の通り、なにも麺に絡めなくとも、ご飯にのせて食べると立派なおかずになりますこれは。 檀流のバーソーみたいでもありますし、麻婆豆腐に使用したりもできます。 この肉味噌の作り方を覚えただけでも、今回じゃーじゃーめんにとりくんだ価値があるというものです。
今回麺は市販の中華麺を使いましたが、担担麺を作った際の、
で食べることがホントオススメです。 具の絡みがよく、モッチリとした麺は、自家製うどんよりカンタンに美味しく作れる印象があります。 時間があるときに是非トライしてみてください。
麺をほどよく茹でてよく水切りをして、器に盛ります。 トッピングの野菜はキュウリ、さっと茹でたホウレンソウ、もやしなんかがオススメです。 豪快に混ぜ込んで、食べましょう!
キャベツをサッと湯通ししてから器に盛り、上から炸醤を乗せればできあがりです。 キャベツはチンでも良いですね。
更新日:23/06/24
公開日:06/09/16