アサリにはナイスダシがあり、ベーコンにもナイスウマミがあります。 こんな両者をあわせてご飯を炊きこんだら、そりゃウマイに決まっているはずですよね。 鍋底には美味しい「おこげ」ができたりもするのですが、奪い合いになること必至であります。
米は研いで30分ほど水に浸したあと、ザルにあげておきます。
あさりは砂をはかせておいて、醤油、みりんと共に火にかけます。 弱火でフタをして、ワッと沸かせるとまんべんなく火が通ります。
アサリの口がパカパカと開きだしたら、アサリのエキスが溶け込んだ煮汁をこします。 そしてその煮汁に出汁を合わせます。 身は殻からはずしてのけておきます。
適当に切り刻んでおきます。 自家製ベーコンを使うとよりいっそう旨いご飯になります。
「あさりとベーコン」と銘打っておきながら、ちりめんじゃこを忍ばせます。 塩辛いものの場合は、お湯をかけて塩気を抜いておくとよいです。
米にベーコンとじゃこを入れ、上から煮汁をかけて炊きこみます。
煮汁の分量が多いと当然のことながら柔いご飯になってしまうので、あらかじめ炊く米の分量にあわせて煮汁を作っておいたほうがよいでしょう。
ちなみに今回は計らずに、米の表面に人差し指を立て、第一関節のところまで煮汁を注いで作りました。 この炊き方は、昔よく通っていた割烹屋さんの主人に教わったものです。
ご飯が炊き上がったら、アサリのムキ身を入れてざっくりと混ぜ合わせると、できあがり。 仕上げに小ネギなんか散らしてもウマイです。
※土鍋で炊くものおすすめです→米の炊き方:土鍋ご飯
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06/05/09