娘と旅番組を観ていたところ、どこかの国の市場が出てきまして、そこで売られていたスパイス満載の料理がギラつく照明に照らされてやけに美味しそうだったんです。
その中に魚の頭を煮込んだものがありまして、たまたま鯛の頭を持ち合わせていたので「おお、こりゃ旨そうだ!」と二人で調理を始めたのでした。
兜、というのはつまり頭です。 普段は甘辛く煮るか、 オーブンで焼いて食べてるところをスパイスで煮込むのですからドキドキします。
まずは大鍋に湯をわかし、その湯に一瞬兜を浸します。 すぐさま胸ビレがピンと起き上がり、なんか格好良くなります。
即流水にさらしてウロコやヨゴレを取り除きます。
大鍋にオリーブオイルをタップリと流し込み、刻んだニンニクを大量に炒めます。 キツネ色になったところで、
刻みタマネギをドッサリ入れて炒め合わせます。
タマネギ上に兜を置いて、水を注ぎます。 何かしらのスープでも良さそうですが、兜から上出汁がにじみ出ますから水なんです。 カブトが十分浸かる程度に水を張り、中火でコトコト煮込みます。
スパイス煮ですからね、もちろんアレコレ加えます。 ゲッケイジュ、ガラムマサラ、タカノツメ、そして今回の目玉はバード・アイというムチャクチャ辛い唐辛子です。
あとは煮詰めて塩、胡椒で味をつければまとまりますが、カレー的な風味を醸し出してもよいのかな、とも思います。
スパイスがこんなに合うとは思いませんでした、ごっつぁんでした!
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14/05/13