ある日手にした「ドーナツ作りのおもちゃ」をキッカケに、娘はお菓子作りに目覚めてしまいました。 近頃週末はいつもドーナツ作りです。
先日、カミさんと娘が二人並んで、食い入るようにテレビを見ていました。 なにやらお菓子作りをしている様子です。 管轄外なのですぐにその場を立ち去りましたがしばらくして、娘が飛んできたのでした。
「今度さ、ガトーショコラつくろうよ!」
先ほどの番組はガトーショコラの作り方だったらしく、娘は大いに気に入ってしまったのでした。
カミさんにどんな番組だったか聞いてみて、検索してみるとすぐにわかりました。 「きょうの料理」の「いがらし ろみ」先生によるレシピだったのです。
それにしても「みんなのきょうの料理」は素晴らしいサイトです。 「テレビ7年間のレシピを簡単検索!」ですよ! 素晴らしい。 第一閲覧しやすくユーザビリティにすぐれます。 好きなレシピサイトをひとつ挙げて、といわれたら迷わず「みんなのきょうの料理」と答えたいです。
さて、娘がそういうからには拒否できません。 ガトーショコラを作るべく、材料を買い集めねばなりません。 そもそもケーキの焼型すらありません。
早速焼型を買い求めました。 それからというもの毎週末ガトーショコラを作っています。 ガトーショコラに関し、娘はもういっぱしのもんです。 調理の工程をすべて覚えています。 何回作っても同じように美味しく作れてしまうので娘はかなり自信を持っています。 最近は自ら作ったお菓子を保育園の友達にプレゼントする喜びも見つけたようです。
オーブンの前で焼き上がりを待つ娘の姿はいつみてもほのぼのとする光景です。 たぶん今、 「将来何になりたい?」と聞くと、きっと「お菓子屋さん」と答えることでしょう(以前は洋服屋さんでした)。
長くなりました。 さて今回は、購入した焼型の包装に記載してあったスポンジケーキの作り方を勉強してみます。
スポンジケーキを作り始めるにあたり、前もってオーブンを予熱しておいてください。 気になる温度は170℃です。
今回18センチの焼型を使用しておりまして、以下素材の分量もそれにあわせたものになります。
焼き方の内側にはバターをまんべんなく塗りつけておいてください(専用の紙を敷く、というテもあります)。
グラニュー糖を90グラム用意してください。
卵3つをボールに割り落としまして、湯せんにかけながらかき混ぜます。 次第に泡立ち白っぽくなってくると思いますからそこでグラニュー糖を三分の一ほど加え、そのままかき混ぜ続けます。
頃合をみてまたグラニュー糖を三分の一加え、混ぜ続けます。 そしてもう一回。 都合3回に分けて砂糖を加え、かき混ぜるのでした。
湯せんからはずして冷めるまでかき混ぜ続けるとこんもりと泡立ってきます。 かき混ぜる手にも重みを感じてくるでしょう。
ふるった薄力粉を90グラム加え、ざっくりと合わせます。
溶かしバター30グラムに上の生地を大さじ一杯加えまして、よく混ぜ合わせます。
その溶かしバターをもとの生地に流しこみ、サッと混ぜ合わせます。
あとは焼型に生地を流しこみ、空気を抜いて、予熱しておいたオーブンで25〜30分ぐらい焼き上げるだけです。
空気を抜くにはどうするか? 生地を流しこんだ型をトントンと台の上に軽く落とすだけです。 生地の厚みも均一になります。
待つこと25分、ついに娘とオイの合作であるスポンジケーキが焼きあがりました。 冷ましてから型からはずし、早速切り分けて、かぶりついてみます。 卵の豊潤な香りがホカホカしながら口の中に広がり、焼きたてのお菓子を楽しむ幸せに酔いしれます。
この香りってどこかで・・・あっ、カステラ!
美味しいカステラをかじったときの風合いによく似ています。 それもそのハズ、カステラって、泡立てた卵に小麦粉と砂糖(水飴)などを混ぜて、 焼いたお菓子なのですから。
今回作ったのはスポンジケーキです。 ショートケーキやロールケーキの土台となるおなじみのものです。
しかし、今回のものは食感が全然異なります。 弾力に富んだスポンジ風ではないのです。 なんちゅうかこう、マットな質感なのです。 よく言えば赤ちゃんの肌のようにしっとり、悪く言うと重たい、こんな感じです。
味自体は悪くはないのですがもっとスポンジスポンジしてほしいものですから原因を考えます。 ちょっと焼きすぎたのかも。 はたまた焼型に対して生地の量が少ないからなのか?
ウィキペディアに詳しい解説がありました のでそちらを熟読してみたりしながら今一度スポンジケーキを焼いてみました。 しかもいっそのこと、ロールケーキを作っちまおうという魂胆で、四角い型に、 薄く生地を流しいれてから焼きました。
結果、クッキー風の物体が現れました。 うーん、これは、焼きすぎなのかもしれません。
ということで、しばらくは娘と二人、毎週末スポンジケーキ作りに励むことにします。 上手に作れたらまたご報告いたします。
ガトーショコラならば娘にまかせてください。 いがらし ろみ先生によるレシピでかなり上手く作ることができます。 周囲でもヒットしている状況です。
作り方はこちらのサイトに掲載されております→ [ガトーショコラ] 料理レシピ|みんなのきょうの料理
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10/03/02