おでんのおいしい季節になりました。 実はもう、今月だけで2回もおでんを作っています。 作りたてのあっさり味もよし、次の日のよく味が染みたのも、よし。 ところでみなさん、おでん種といえばまず真っ先に、何を思い浮かべますか? 現在投票を開催中です→おでんの具といえば?。 是非、貴重なご意見を聞かせてください。
ちなみにオイの好きな具のひとつに、がんもどきがあります。 あの何ともいえないボシュッとした食感、 噛めばジュワッとだしがあふれ・・・ああこうして書いていると食べたくなってきちゃいます。
今回はそんながんもどき、通称「がんも」を手作りするとすごく美味しいという話です。
がんもどきはほぼ豆腐で作られています。 がんもどきのしっかりとした土台となってもらえるように、水気をよく切っておきます。
水切りした豆腐をすり鉢に入れて、形がなくなるまでよくすります。 この際、山芋を混ぜ合わせたり、エビのすり身を混ぜ合わせたりしたほうが味に広がりがでます。 がしかし、豆腐一本で勝負しても十分美味しく作れてしまうのが、がんもです。 今回は、豆腐につなぎとして片栗粉、 塩少々を混ぜ合わせただけのシンプルな構成です。
※卵白を混ぜ合わせたりもします。
きくらげを水で戻しておいて、千切りにします。
にんじんを千切りにします。 その他ごぼうやぎんなん等、お好みの具をご用意ください。
切り分けた具材と、すった豆腐をよく混ぜ合わせます。
※豆腐百珍には混ぜ合わせずに、具を豆腐で包みこむ手法が記されてありました。
タネをお好きな形に丸めてください。 この際手に油を少々塗っておくとスムーズな作業ができます。
あとは170℃ぐらい油で色よく揚げるだけです。 おでんの具はもちろんのこと、揚げたてをビールのつまみにするのもおすすめです。 今回は大根おろしに醤油を回しかけていただきました。 絶品!
※芯まで熱が通るように、低温の油で、長時間揚げるのが正統です。
10/11/20