イカはお好みの種類を用意してください。 火を通して食べるにしても、新鮮なイカのほうが美味しく仕上がります。
今回はヤリイカを用いまして、まずは胴体と足を引き離します。
内臓一式を取り出してから、よく水洗いしておきます。 表面にツメを立てると皮にひっかかりますから、ぐるりと引き剥がしてください。
エンペラの皮は、庖丁を立ててしごくとむけます。
※内臓から墨袋を選りだして、イカスミパスタを作るとムダがありません。
皮をむいた胴体を筒切りにしましょう。 別にリング状のフライにこだわらなければ短冊切りでも何でも結構です。
トンカツを作る時の要領で、イカに小麦粉をまぶしつけて、溶き卵をくぐらせ、 パン粉をまとわせます。
パン粉をつける際に手でギュッと押さえつけると、衣がはがれずなおかつ立つ、というのはイカの場合も例外ではございません。
あとは180℃の油で揚げるだけです。 揚げすぎにご注意ください。
これにてイカフライのできあがり。 ページトップの画像では、ウスターソースにトマトケチャップを溶いたものをつけて食べています。 お好みで、どうぞ。
さて次はおつまみにうってつけ、スパイシーなイカリングをこしらえます。
イカフライと同じように処理をした胴体に、小麦粉と水がベースの衣をつけて揚げるだけなのですが、 そこへ塩、コショウ、カレー粉などを加え、お好みの風味づけをしておくのです。
からりと揚げるとできあがり。 ビールとよく合うんですよね。
ゲソ(足)だって揚げると旨いものです。 下処理はイカの下ろし方をご参考にどうぞ。
食べやすい大きさに切り分けておきまして・・・
塩、コショウをふりこんだ片栗粉をまぶしつけます。
※イカリングの衣でもイケます。
あとは胴体と同じように揚げるだけです。
そのままつまんでも美味しいですし、マヨネーズもよく合います。
09/08/30