サンドイッチという名前はどこからきたのか? それは18世紀、イギリスの政治家でギャンブラーとしても知られていたサンドイッチ伯四世が考案したといわれております。
食パンを薄めに切ってバターを塗ったものの間に、肉や野菜類、卵、チーズなどお好みのものをはさんだ食物というのは皆様ご存知の通り。 今回は2種類のサンドイッチを作ってみます。
まずは食パンにバターをまんべんなく塗りこみます。 同時にお好みでマスタードなんかを塗ると気のきいた風味になります。
サンドイッチ作りのコツとしましては、手際よく作ることが第一だと思います。 パンは乾きが早いので、 モタモタしているとパサパサしてきます。 なので、あらかじめ作りたい分量を考えておいてから、作業を始めるのがよいかと思われます。
※サンドイッチの種類によって、パンの厚みも違ってきます。 通常食パン1斤を10〜12枚(一枚約5〜7ミリ)に切ったものを使用しますが、トーストしたパンなんかでは、1斤を8枚(1センチ)程度に切ったパンを使うとボリュームもでますし、沢山具材をつめこむことができます。
また、小腹がすいたときに軽くつまみたいというニーズの場合は、1斤を16枚(3ミリ程度)に切ったりします。 自分でパンを切る場合はちょうど『のこぎり』を使っているときのような要領で、前後に引くようにして切ります。 ギザギザのついたパン切りナイフでなくたって、よく研いだ薄刃の包丁ならば上手いこと切ることができます。
バターとマスタードを塗った食パンの上に、固ゆで卵のみじん切りをカレー粉とマヨネーズで和えたものを乗せて、さらに上から同じくバターを塗った食パンをかぶせます。
ちなみにマヨネーズを使用する場合は、市販のものでなくて、自作したものを使用したほうが、食べさせてあげた人の反応が良いです。(あくまでもオイの経験上)
サンドイッチに何を挟み込むかという話はそれこそお好みで尽きることがないと思いますので、それぞれお好みのものをサンドしてみてください。
ゆで卵を挟み込んだ食パンの表面に、またバターとマスタードを塗ります。
何個サンドイッチを作るかによって、使用するパンの枚数が決まりますので、あらかじめ全てのパンにバターを塗っておくとイチイチめんどくさくありません。
こんどはレタスにプチトマト、さらに前日焼肉をした残りである豚トロ肉をカリカリベーコンのように焼き上げてサンドしてみました。 その他薄切りタマネギやハムにピクルス等、お好みの具材を挟み込みます。
今までの作業を横から見るとこんな感じになっているはずです。 今回は3重で作りましたが、2重でも何でもお好みで結構です。
気の済むまでサンドしたら、そのサンドイッチ自体に固く絞った清潔なふきんをかぶせて、その上から軽く重石をします。 今回は四角いトレーを乗せてみました。 この状態で4、50分放置しておいて、パンと中身の具をなじませます。
よくなじんだところで、パンの耳を切り落とします。
とまあこのような切り方があります。 いろんな材料を用いて、イロイロな形のサンドイッチを作ってみましょう! 個人的にはレバーペーストを塗りこんだサンドウィッチが大好きです。
こちらはフランスパンを横半分に真っ二つに切って作ったフランス風オープンサンド。何をはさんだって、ウマいんです。
伊丹十三の「女たちよ!」に載ってたキューカンバー・サンドウィッチです。 食パンの四方の耳を落とし、バターを塗り、スライスした胡瓜を敷き詰めておいて軽く塩をふります。 上からもう一枚のパンで挟んで、ガブつくわけです。
バターを塗ったパンにきゅうりのスライスを並べ、牛そぼろを乗っけてサンドします。 ご飯に合うおかずはサンドイッチにしても美味しいんですよね。
牛そぼろをマヨネーズであえておいてからはさむ、というテもあります。
07/02/06