チマチマ開くのは少し手間ですけどね、その労以上の美味しさが待っています。 張り切ってまいりましょう!
薬指ほどもありません、この可愛らしい魚がきびなです。 揚げても焼いても旨いもんですが、 バッチバチに新鮮ならば是非刺身で行きたいところです。
まず頭をつまんでグキリと下へ、折り取ります。 ワタもついてきますから、それらをキレイに流水で掃除します。
腹から尾の方へ親指を滑らせます。 中骨に沿いながら軽くスライドさせる感じです。
このようにパクッと開けました。
あとは頭側から尾のほうへ向かって中骨を取りのぞくだけになりますが、鮮度が良ければ良いほどに、骨はなかなか取れにくいものですからご慎重に。
以上が手開きの手順です。 魚体が小さいので量をこなさねばなりませんがなに、そのうちハマっちゃいますからこの作業。
おろしたら水気をふいて、器に二つ折りに並べ、酢味噌でいただきます。 鉄砲あえのからし酢味噌でも旨いもんです。
延々とつまんでいられる旨さです。
きびなを手開きにして酢味噌でつまむ、永遠に。
16/02/10