もつ煮込みを名物としている店のなんと多い事か。
つい先日も煮込みレシピを上げたばかりでしたが、また新たなもつ煮込みに出会ってしまったのであります。
東京にある店なのに九州地方の名がつく店です。 うっかり店主がその土地出身なのかと思えばそうでなく北陸で、 なぜこの地の名を店名にしたのかと聞けば、単にそこが大好きだからなんですって。
詳しく聞けば、仕事はほっぽり出して頭に巻いているバンダナをはずし、潤んだ瞳で直立してこう言いました。
「将来移住して、ウォッカを造りたいのです」
と。
夢のある人を見てるとこちらもパワーをもらえますね。 そんな氏自慢のもつ煮込みは口にした瞬間、すぐ製法が思いつきました。
たぶんこんな風に仕込んでいるのでしょうきっと。
こりゃミートソースだな、しかも市販の。
すぐそう思いました。 でも肝心なミートやタマネギの姿はどこにもありません…なーに具を濾して、その他の料理にでも使っているのでしょう。
ミートソース缶はすでに完成されている味ですからアレコレ手を入れないほうが無難です。 大体今回の作り方でも缶詰ともつ以外何も使用していませんからね。 大企業が大金を使って完成させた味は絶妙に整っておるものなのです。
びっくりしないでくださいね超簡単です。 まずはミートソースを濾して具とソースに分けます。 冷たいままだと濾しにくいので、少し温めてからやると良いでしょう。
鍋にもつを入れたらソースを入れて、中火で10分煮るだけです。 臭みもまったく無し! こうして作る事が当然みたいに上品なトリッパ然とした風味です。
タバスコと粉チーズをお供にどうぞ!
では次にミート・キャベツにまいります。 湯を沸かし、塩をひとつまみ入れたら刻みキャベツを入れて湯に通し、ザルにあけます。
器に盛ったらその上へ、濾しておいたミートを乗せます。
ウソみたいに美味しいですよ、ぜひぜひ。
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19/09/28