さかのぼる事半年前、酒飲み専用としてネギのグラタンを作りましたが、熱燗の恋しいこの季節になると、 何かもっとパンチあふれる肴が欲しくなりましてね、コレにたどり着きました。
グラタンといえばホワイトソースです。 小麦粉、バター、牛乳の割合を1:1:10でこねればすぐ作れますけどね、
ここへ酒粕を練りこみたかったのでした。 「さてどのくらい酒粕を加えるか?」 それこそ好みでありますが、 酒粕の割合が増えるほど、酒飲みはきっと喜ぶでしょう。 ちなみにオイは、ホワイトソースと酒粕を、4:6で合わせます。
酒粕の入る分、ソースは固くなりまして、そこを牛乳でゆるめるのです。
こんな感じですね。
普通のグラタン的に鶏 + タマネギでもイケますが、オススメなのが魚介です。 特にエビカニタコイカアサリ、今の時期ですとカキ等も絶品でありますところ、好みの食材を用います。
シーフードミックスで仕込めば楽しいものですが、あえて魚介を単品で用いる所にロマンを感じております、ということで今回は殻付き海老ですね。 食べにくいのに、あえて殻付きを用いたのは単に気分です。
野菜はニラを使ってますが、これも好みで選びます。 エビとニラを、油を引いた鍋で、塩や胡椒を振りながら、火が通るまで炒めます。
炒め終えたら、酒粕ソースを合わせてこねくり回しますが、この際ソースが固くて合わせにくいようでしたら、さらに牛乳でのばします。
あとは器に流し入れ、上にトロけるチーズを散りばめまして、粉チーズでも振り、ガスバーナーで表面を炙るんですそう、オーブンでは焼かないんですね。 何故かというと、作ってすぐにつまみたいからです、酒飲みは気が短いんです。
さじですくってはつまみ、酒をチビチビ呑んではつまみます。
酒粕だらけのグラタンをこしらえひたすら飲む。
Instagramもぜひフォローください!
15/11/15