子供の頃マカロニサラダが妙に好きで、食卓に上ればひとりでワシワシ平らげてました。 ソースをかけたり醤油をたらしたりという、 独特な食べ方をしていたことを今でもよく覚えております。
ウチの子供たちはマカロニの食感があまり好みではないらしく、作っても思うように食べてくれません。 そこでマカロニを、なじみのあるスパゲッティに替えてみたところ、ぐっと食いつきがよくなったんです。
塩を入れた湯でスパゲッティを茹でます。 時折つまんでみて、少し芯が残るかな、ぐらいでザルにあけます。 詳しくはスパゲッティのゆで方をどうぞ。
茹であがった熱々のスパゲティをボールに入れ、すかさずフレンチドレッシングを回しかけ、スパゲッティに下味をつけておきます。
熱々のところにドレッシングをかけられたスパゲッティは、一気にそれを吸収してしまいます。 これで一味足りないサラスパとはおさらばです。
サラスパに加える具としてキュウリとタマネギを用意しました。 薄切りにして塩でもみ、しばらく水に放ったのち、しっかりと水気を切ってから使います。
別途千切りハムも是非欲しいところです。
あとは下味をつけたスパゲッティと具をザックリあえながら、マヨネーズをたっぷり加えればもうそれで美味しいサラスパができますが、それではちょっと面白くないので、 マヨネーズの代わりに面白いソースを使うことにします。
※マヨをからめて作り置きすると、マヨが吸収されて味が薄まりますので食べる直前にあえるようにします。 保存して味が足りないようでしたら別途、マヨを足します。
ホワイトシチューでおなじみのベシャメルソースを作りまして、 そこへ酢をドボドボ加えて練りこんで、酸っぱくしてしまうのです。 これをマヨネーズがわりに用いると、手作り感があふれ、なおかつ芯のある美味しさのサラスパになります。 塩、胡椒で味を調えて、 やや緩めに仕込んでおきます。 簡単に作れるソースなので、是非一度お試しください。
私はやっぱりマカロニで作るサラダが好きなんですけどね。
サラスパを肴に一杯呑むのはちょっとツライです。 そこで酒肴寄りにカスタムしたのが「サラスパイカ」です。 サラスパに冷凍庫から引っ張り出してきた刺身用イカの細切りをあえまして、カボスを絞り、塩で味付けしたものです。
大先輩に食べさせたところ「小僧、何を喰わせた〜」と大喜びされました。
本当はマカロニサラダを作りたいところだが、子供たちの食いつきがよくないので、スパゲッティで仕込むことにした。
12/08/27