魚をさばいていて白子を見つけたならば、何気なくカジュアルにサッと茹がいてからポン酢でつまんでおりますが、 老舗割烹店ともなればいささか仕込み方が違います。 先日久しぶりに足を運び、鯖の白子を食べさせてもらったのですが、ちょっとオイシカッタです。
何はなくとも、新鮮な鯖の白子を手に入れます。 先週バッテラ作っていたら白子が入っておりました。
白子にたっぷりと塩を振り、三日間ぐらい冷蔵庫内で塩漬けにしておきます。 からすみ作りの要領です。
そのうち白子からは水気が出てくると思いますから、その都度水は捨てます。
塩漬けした白子を酒、酢、水を1:1:1で合わせたものに浸して塩抜きをします。 塩の量によっては何度か水を取り換える必要があると思います。
塩抜きの済んだ白子をサッと茹でます。
あとは水気を切ってよく冷やし、切り分けてからポン酢を回しかけていただくだけです。 もみじおろしもよく合いますし、 酢味噌や赤味噌等をつけて食べるのも乙なもんです。
公開日:13/04/07
更新日:23/06/11