ひーっ、早いもんです師走。 もう大晦日ですもんね、となれば恒例の年越しラーメンです。 身内内投票を行ったところ、豚骨醤油ラーメンが最多得票を得ました。
ゲンコツ10キロにモミジ5キロ、豚の頭一個を用意しました。 肉屋さんでこれだけそろえて三千円弱です。
全てを鍋に入れて一度茹でこぼしてから本格的に煮はじめます。 骨らと一緒にネギやニンニクを放り込んでグラグラ煮て、 ゲンコツがボロボロに崩れ骨の髄までスープになるよう8時間煮続けます。
途中からモミジ等の細かな骨が鍋底にこびりつきやすくなってくるので、時折ザックリかき混ぜながら煮ていきます。
卵麺です。 手打ちパスタを作るかの如く、強力粉1キロに卵10個、 オリーブオイル大さじ5、塩10グラムを合わせてこねます。
パスタマシンで極細麺に仕上げました。 茹で時間は90秒です。
豚バラブロックを丸めてタコ糸でしばり、2時間ばかりゲンコツスープの中で煮てから引き上げ輪切りにします。 冷蔵庫で冷やしておくと上手いこと切れます。
豚骨醤油ラーメンですからね今回、醤油ダレは重要です。 濃口醤油の中にスライスしょうがをどっさり放り込んでおきます。 できれば1週間ほど前から仕込んで完全に生姜香を醤油に移しこんでおきたいものです。 あわよくば生姜の醤油漬けを仕込んでおいて、その醤油をタレとして用いるのがベストなんですけどね、あいにく切らしておりましてですね。
家系風にチーユを用意したいところでしたが、 今回食べ手が多くて用意するのが大変だったので豚の背脂を煮てラードを抽出しました。 これが今回用いる香味油です。 すぐに固まりますので使用の際は火にかけて液体に戻します。
温めておいた丼にラードをたっぷりと注ぎ、醤油だれを流します。 そこへすかさず熱々のスープをザルでこしながら注ぎ、茹でたての麺の水気を徹底的に切って落としいれます。 麺をいなし、チャーシューを乗せてネギを散らします。 急いで食卓に運べば2012年版年越しラーメンの完成です。
これにて本年のぷちぐる更新を終了します。 今年一年、まことにありがとうございました、 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
来年の年越しラーメンを早くも模索中です。
12/12/31