京料理屋で「トマトジュース呑みますか?」と聞かれたので「はい」と答えたら薄ーい黄金色の、なんちゅうかこう・・・安酒場のウイスキー水割りみたいなのが出てきまして。
当然真っ赤なジュースを想像していたので驚きましたが、飲めば深いトマトの味にどこかしら焼きナスのような香ばしさがあります。 「一体どうやって作ったんだろうこれ・・・」と思案しているうちに酔っちゃいまして。
続いて「ブドウ食べます?」と聞かれたので「はい」と答えると、こんなのが出てきました。
岐阜で採れたオーガニックのプチトマトを湯むきして、
水気を切って、かるく砂糖をまぶしつけ、
冷蔵庫でキンキンに冷やした後プレーンなヨーグルトをかけるんです。 ひとつ食べて「巨峰ですかこれ?」と聞けば「イエ、トマトです」と帰ってきました。
ブロッコリーのシーザーサラダといわれてもこんなの思い浮かべますが、
七輪にて自己焼きするスタイルの焼き肉屋で注文したところ、丸ごとブロッコリーが出てきて笑っちゃったんです、ハサミが脇に添えられていて。
自分で切って食べてね、と。
これがまた意外に楽しいものでして、ハサミで切ってはタルタルソース的なものをつけてつまみます。 ブロッコリーは蒸しても茹でても、ビニールに入れてレンジでチンしてもイイんです。 バーベキュー時に試したところ「次オレが切る係!」と、子供達が群がりました。
「何分ですか?」 「うーん今日は2分でいってみようか」 「はい!」
というカウンター内のやりとりが聞こえた後にでてきたのは、温かいイチジクでした。 ヘタを切って十文字に切れ目を入れたイチジクを器に入れてラップをし、チンしているのであります。
熱々を前に「これどうやって食べたらいいんですか?」と聞けば、「がんばって食べるんです!」と答えられたのでそのままかぶりついたら、 イチジクから甘く透き通った汁がにじみあふれ、もっと何か細工したような味がします。
家で作った際、家内から「どうやって食べるの?」と聞かれたので「がんばって食べるんです」とだけ答えました。
※500Wで2分、ラップのはじっこをやや開いてチンすると絶妙です。
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14/02/09