朝食後毎日食べてる果物たちを列記します。 自然の甘みなのです。
果物の甘味は主として果糖とブドウ糖によるものです。 これらの糖にはα型とβ型があり、果糖のβ型はα型よりも三倍強い甘味を持ちます。
果物を冷やすとβ型が増えてα型が減り、甘味が強くなります。
草木の果実で食用となるもの。 水菓子。
【広辞苑より】
クスノキ科の高木の果実。 熱帯アメリカ原産で、樹高6〜12メートル。 果実をとるために広く栽培されている。
果実は西洋なしに似た形で栄養にとみ、脂肪とタンパク質を多くふくんでいる。 別名森のバター。 ワニナシという呼び名は英語のアリゲーター・ペアの直訳。
脂肪分は30%。 タンパク質は10〜20%。
オランダイチゴ、キイチゴ、ヘビイチゴ等あるが、一般にはオランダイチゴを指す。 オランダ人によって日本にもたらされたからこの名がついた。 熟しているものは香が立つ。
いちじくは一熟に由来すると言われるほど熟すのが早い。 ザクロ、ブドウと並んで世界最古の果樹。
本籍は夏みかんと同じ山口県。 今では愛媛、徳島県の特産物。 晩春に多く出荷される。
中国原産の落葉小高木。 日本には古代に渡来。 高さ6〜8m。 花期は2〜3月。 果実は球形で、6月頃黄緑色から黄色に熟す。 果肉の酸味は、クエン酸とリンゴ酸によるもので、この独特の酸味から、梅干し、梅酒などに用いられる。
触ってみて、うぶ毛の感触があるものが新鮮。
種子が固い殻に覆われている果実を石果という。 種子の中身は仁。 仁は胚とその成長をささえる栄養を詰めた胚乳の総称。 モモやクルミ等も石果。
和歌山県立医大は2010年6月1日、H1N1型のインフルエンザウイルスの増殖を抑える物質を梅干から発見したと発表した。 新型インフルエンザにも効果が期待される。
世界で初めて見つかった物質で、ポリフェノールの一種だという(2010/06/02日経新聞より)。
日本、朝鮮半島、中国東部など、東アジア一帯で食用にひろく栽培されている。 日本で栽培されているカキは、甘ガキと渋ガキに大きくわけられ、 主な品種は富有(ふゆう)、次郎、禅寺丸(ぜんじまる)、正月等など。
春の若葉はやわらかく香りがよいので、テンプラなど食用にされる。 木からは、重くて硬く木目の細かい木材がとれ、ゴルフクラブのヘッド、そのほかのスポーツ用品、家具などに利用される。
渋柿に多く含まれているタンニンは防水、防腐、防虫、接着効果がある。 紙に塗ると繊維を強くする。
昔は家の塀や外壁にも柿渋を塗っていた。 魚網や釣り糸も柿渋を塗った。 酒やミリンを作る際にオリを下げる目的でも使われた。 つまり澄ませる効果がある。 タンパク質がタンニンと結合し、オリになって沈むというもの。
柿渋は団扇や和傘、扇子、敷物等多くの道具に使われた。 山で雨に降られると、渋柿をもいで衣服にこすりつけて防水した。 柿渋の製法は青い渋柿を絞る。 甕で熟成し、3年から5年置いたものは高級品。
表面に変化が見られないので、外見からは熟し具合がわからない。 触ってみて柔らかければ、熟しているもの。 固いものは未熟なので、室温に安置して柔らかくなるまで待つ。 熟してくれば香気が立ち、 ヘタの反対側が柔らかくなる。
古くから風邪や咳の薬と言われる。 ヒメタチバナ。 金柑。
実を押してみて空洞がなく、重たいものが良い。 収穫時期が遅いもののほうが美味。
実の生り方がぶどう(グレープ)のようだからこう呼ばれる。
ふたつに切って切り口に砂糖をまぶし、冷蔵庫で二時間冷やして砂糖が溶けた頃食べると旨い。 砂糖の代わりにはちみつやブランデーを落としても。
佐藤錦は黄色にオレンジ色、ナポレオン、黄玉は黄色に赤色、高砂は淡い黄色、日の出は濃い紫色をしている。
六月頃になると顔を出す。 涼しい土地を好む。 さくらんぼの熟す頃逝った太宰治の忌を最晩年作『桜桃』にも因んで桜桃忌という。
ペルシア、インド原産。 栽培の歴史は古い。 種皮を食べる。
みかん類の中では最も大きな果実。 ぶんたん、ぼんたんとも。
ダルマ型で淡い黄色をしている。 3〜4月頃熟す。 名の由来は、実が熟すと三方に載せ、紀州候に献上するならわしがかつてあり、その三方がなまって三宝となった。
みかん属の常緑小高木。 高さ5メートルに達す。 熟した果実は橙色で、直径約4センチ。 青いうちにジュースにしたり、スダチのように利用する。 シーは沖縄で酸の意味。 台湾、沖縄、奄美に自生する。 シークヮーサー、ヒラミレモンとも言う。
原産地はエジプトとされる。
良いものは叩いてみて選ぶのがコツ。 ドンドンという音がベストで、コツコツは未熟、ボコボコは熟れすぎ。
黄色い長円型をしたまくわうりの一種。
日本書紀に桃季、の文字があるのでかなり古い時代に日本へ伝わっていた事がうかがえる、大陸より。
「酸っぱい桃」の意とされる。 近年ではプラムと呼ばれる事が多い。
酸味が強く、主にその果汁を用いる。 柚子より汁が多く薫り高い。 果実は正月飾りにも。
肩が張り、重い物が良い。
梨、という名は中白(果肉が白い)、中酸(果肉が芯に近くなるほど酸っぱい)にちなむ。
初夏に白い花をつけ、初冬に黄色く実る。 翌年春から初夏にかけて採集し、夏に食べる。 夏橙とも。
原産地は山口県。 ビタミン、カルシウム等栄養豊富なアルカリ性食品。 手に持って軽いものは寒害を受けて実がポサポサになっているもの。
ネーブルは「へそ」の意味。
学名はキトルス・ハッサク。 純日本産の果実。
ミカン科の常緑高木。 広島県原産で、主に和歌山・広島・愛媛・徳島県などで栽培されている。 名前の由来は八朔(陰暦八月一日)頃から食べられるところからとされるが、実際は、その頃では果実は小さく食用に適さないとか。
産地としてハワイ、台湾が有名。 果肉を冷凍してシャーベットにしても美味。
和名「あななす」は、原産地パラグアイのインディアンの言語で「優れた果実」という意味。
外見が松笠のようである事からpine(松) appleと名付けられた。
フィリピン、エクアドル、コロンビアからの輸入が多い。
寒さに弱い亜熱帯性の植物。 産毛があるものは新鮮。
「びわの実は植えた人が死なないとならない」といい縁起の悪い木とされ、寺院等に植えられている。
茂木びわが有名。 これは昔茂木に住んでいた三浦喜平次の妹おしを、という人物が奉公先の長崎代官所に中国領事から送られた枇杷がなっており見事な出来だったので種子をもらい自分の畑に撒いたのがはじまり、といわれている。
産毛のあるものが新鮮。 古くなるとテカテカしてくる。
白い果粉がついているものがよい。 それだけ新鮮な証。
インド原産。 実の付け根が飛び出ている所から凸柑と呼ばれていた。 中国では横にすると乳房の形の似るので乳柑と呼ばれていた。
単に「うり」とも。 甘味に富むので「あまうり」とも呼ばれる。
むかし美濃国の真桑村が名産だった事からこの名がついた。
表面にキズやシミのあるものはさけるように選ぶ。
皮が薄く、ヘタが干からびていないものが良い。 夏みかんにおいて、皮に黒点があるものは、農薬が使われていない。
固いものは未熟なので、室温に安置して柔らかくなるまで待つ。 熟せばヘタの反対側が柔らかくなる。
丸く産毛があるものがよい。 冷やしすぎると糖度や風味を失ってしまう。
白桃は桃の中で最高峰。
バラ科リンゴ属の樹木とその果実の総称。 リンゴの木は果実をとるために数百年も前から栽培されてきた。 日本における主な品種は、祝(いわい)、紅玉(こうぎょく)、国光(こっこう)、旭(あさひ)、デリシャス、スターキングデリシャス、ゴールデンデリシャス、つがる、陸奥(むつ)、ふじ、北の幸、王林、王鈴(おうれい)、世界一、ジョナゴールド、トキ等など。
日本ではリンゴの生産量の95%は生のまま食べられ、その他焼きリンゴ、アップルパイ、乾燥リンゴ、缶詰ソース、リンゴジュース、リンゴジャム、リンゴ酒、リンゴ酢等に加工される。 輸入量は2000トン。
紅玉系の品種は特にベトベトしているが、これはりんご自体が果皮を保護するために分泌する天然のロウ成分。
青森県。 日本のりんごの半分以上は青森県産。 2位は長野県。 3位は岩手県。 青森県そして日本で一番多く作られている品種は「ふじ」。
インド原産。 世界生産量の大部分をアメリカ、イタリアが占める。
高さ1〜3メートルぐらいの木。 梅雨頃になるとルビー色の実をつける。 実には香りや甘酸っぱさは少なく、ほのかに甘味がある。
中国長江上流が原産地のミカン科の常緑樹。 柚の酸(ユノス)ともよばれる。
「梨尻柿頭」といわれ、尻つまり花落ちの部分が一番甘い。 フランス原産。
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08/05/16