「やべ、ピザソースあまっちゃった」てとこから始まった本品は、 いつのまにやら独自の進化をし、無事一品料理として独立を果たしました。 ソースがとにかく重宝するので是非多めに仕込んでみてください。
何かしらの豚肉を用意します。 今回は豚バラブロックを500グラム準備しておりますけど、これがトンカツ用の豚ロースでも何でも構いません。
この肉を、厚切りとも薄切りともつかない微妙な厚みに切り分けます。
続いてニンニクを2カケラと、パセリ一束を合わせてみじん切りにします。 「パセリ多め」が旨そうに見えるツボです。
肉にまんべんなく小麦粉をはたいて、パンパン余分なのを落とします。
すかさずオリーブ油を引いたフライパンで焼きはじめます。 全体をキツネ色にカリリ、とさせたいところで中火でゆったり焼くと勝手にそうなります。
余談ですがこれに塩を振ってつまめばサイコウです。
肉が全部焼けましたら、空のパンに先の刻みニンニク&パセリを入れて、香り立つまで炒めます。
すかさずショットグラス一杯の日本酒か白ワインを注いでジャッ、と言わせ、
プチトマトを20個ぐらい放り込んで煮はじめます。
トマトはたまたまプチを大量に収穫できたから使ったまでで、何フツーのトマトで構いません。 丁寧にやるなら、あらかじめ湯むきするとよいものですが、最近思うんですよね、トマトもやはり、皮と身の間にこそ味がある、と。
程よくソースが煮詰まったところで、のけておいた肉を戻し、塩と胡椒で味を調えつつ煮合わせれば完成です。 パセリをドサッと散らしてどうぞ!
肉を食べきったあとにソースが残ると思いましてこれがまた逸品であり、バゲットを浸して喰ったり、ソースをご飯にかけたりすると極楽です。
余談ですが餃子の皮が余ったら、チーズ乗っけて焼くとミニピザで広く人気です皆さんすでにやられてると思いますが(カワアゲもどうぞ)。
豚肉に小麦粉をまぶして焼き、ピザソースとからめる。
Instagramはじめました! ぜひフォローお願い致します。
15/06/21