ムチャクチャ旨いですよ、トリュフオイルは。
一瓶使い切るのなんて余裕です、足りるわけありませんあの小瓶。 だからといってバンバン買えるほど安価な代物ではないのですザンネンながら。
そこで日曜の昼下がり、縁側で抹茶ススりながら考えたんです「あのオイルに近しいオイルをこしらえるためには・・・」と。
やがて日が落ち肌寒くなってきた時、珍案が浮かびましてねフフ。
なじみ深いですねーマッシュルーム。 これでなんとか薫るオイルをこしらえようと考えました。
ハイ、単に干すんです晴れた日に三日間。
するとシワシワになりまして、ひとつつまみ上げたら羽みたいに軽くなっています。 なんなら紐を通して根付にしたら格好良かろうなあと思いながらも、
刻むんです。 包丁でザクザク刻んだ後、オリーブオイルと合わせまして、フードプロセッサにかけドロリとさせます。
実に薫ります。 これぞマッシュルームオイルなのでした。
お好みで塩、胡椒を加えます。
※ カラカラのマッシュルームを水でも戻してから刻むんですか?というお問合せをいただきましたありがとうございます。 これは乾いたまま刻んで用います。
パスタを茹でてオイルとからめるだけでもウットリ。 バゲットに乗っけたり、漬物と和えたり、ご自由にお使いください!
糸を通したマッシュルームが暖炉のそばに吊るされている風景は、今でもヨーロッパにあります。
ご説明の通り、乾燥マッシュルームはとても美味しいから人気で、ロシアでは数珠つなぎにしてストーブの周りに吊るしたり、熱い灰の上に渡した棒に吊るしたりしています(木の香りがマッシュルームに移り旨い!)。
フランス王ルイ13世も、乾燥マッシュルームが好きで、死の床についてからもマッシュルームへ糸を通していたほどでありました。
明日から新宿行ってきます。 よろすやおかげさんですかねーまずは。
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16/03/21