前々から掲載しようと思っていてなかなか掲載できなかったわけは、美味しすぎて写真を撮っている余裕がなかったからです。
酒盗、アボカド、カマンベールチーズと、単品で食べても十分美味しいこれらを合えると、おおよそ単独ではイメージすることすらできない、まさにこの世のものとは思えないような美味しい酒肴に変身するのです。 と、とにかく、一度やってみてください。 美味しさは保証いたします。
よく水切りした冷たい豆腐、すなわち冷奴に、酒盗を乗せて食べる。 これは居酒屋さんなんかで見かけますが、ウマイです。 しかし、 酒盗アボカドカマンベール3種和えを一度食べてみると、もう豆腐には戻れません。
酒盗とは、カツオの塩辛のことです。 これを肴にすると酒が進みすぎてしまうということに由来する異称であります。 ということで、酒盗を一瓶買ってきましょう。 酒盗はどうも塩辛すぎてさ・・。 という方は、旧友再開漬に改良してみることをオススメします。
わさび醤油で食べて美味しいアボカドをひとつ用意します。 皮をむき、タネを取って、適当な大きさに切ります。
あとはカマンベールチーズを用意して、適当な大きさに切り、三種を器に盛るだけ。 和えて食べます。 それぞれの割合が変化すると、これまた風味が違ってくるので、酒盗、アボカド、カマンベールの割合的に、どの程度が自分好みかを追求するのも楽しみです。
アボカドはまだまだこんなもんじゃありません。 さらに秘めた力を持っているのです。
三種盛りと同じように絶妙に熟れたアボカドをさいの目に切り、ワサビ醤油にしばらく漬け込んでおいたマグロのぶつ切りとあえます。
器に盛りつけ、刻みノリを散らすとトロカドのできあがり。
食卓12ヶ月にあったレシピで、森須氏がとある料理屋で食べたものがオリジナルらしいです。 そのオリジナルではさらにすりおろした山芋を加えており、アボカドの皮を器としていたそうです。
マグロは中トロがよいそうです。
今回ワサビは後乗せ式にしてあり子供たちも食べることができるように配慮しました。 大量に作り、トロカド丼を作りました。
05/07/18