鮪遊戯もいよいよ佳境に入りました。 鮪を使ってやりたいことを全て出し切るつもりで挑みます。
ネギのみじん切りと中トロを包丁でネバリがでるまで叩きます。 これを細巻きにすればもう何本でもイケそうですが、今回は面倒なのでご飯の上にネギトロの塚を築き、 ネギトロ丼を作りました(ページトップ)。 煮きり醤油をかけ回しています。
子供たちに一番人気の鮪料理でした。
安い鮪の赤身の場合、そのまま食べてはどうしてもコクがないのでヅケにしてみたりするのですが、 こんな方法もあります。 これぞ納豆醤油です。
納豆をすり鉢に開けて叩き練り、醤油を加えては叩き練ることをトロリとするまで繰り返します。 あらイヤだ、まあ不思議、まったく可愛げのなかった鮪の赤身がこうも愛しい存在になるなんて。
今回中トロなので普通に醤油をつけて食べたほうが美味しいに決まっているのですがこれもまた経験です。
中トロに軽く塩を振ってから表面を白っぽく焼き上げます。 焼きすぎにご注意ください。
まだ温かいうちに平造りにして煮きり醤油で頂きます。 カツオには申し訳ないのですが、やっぱり鮪は旨いです。
サク取りした際の赤身の切れっ端を角切りにし、煮きり醤油に10分ぐらい漬けておきます。
汁気を切って、おろしたてのわさびをからめればもうできあがりです。 毎日でもつまみたい酒肴です。
せっかくですものシャリを炊いて鮨を少し作りました。
以上、本鮪の中トロをめいいっぱい楽しんでみました。 その他鮪料理として、 ぷちぐる内にはトロカドや、ねぎま鍋がございます。 どちらもナカナカのものですので、是非一度お試しくださいませ。
10/04/17