ぷちぐるではこれまでに、次のようなカレーを作ってきました。
ぷちぐるカレーレシピ
これだけカレーを作っておきながら、日本におけるカレーライスの名脇役である「福神漬け」を作らないとは何事か!
とカレーの神様に怒られる夢を見てしまったので急いで材料を揃え、チャチャッっとこしらえてみます。
どうしてこのゴチャゴチャしている漬物に「福神漬け」という御目出度い名前がついたのかといえば、
元来7種の野菜を用いて作ったことに由来します。 1885年(明治18年)、東京上野の酒悦がはじめて作ったと言われております。
大根、ナス、ナタマメ、白瓜、レンコン、ショウガ、紫蘇の実等様々な野菜が使われていましたが、現在特に野菜の種類、数は決まっておらず、さまざまなものが使われています。
ですから好きなものを好きなだけ用意しましょう。 まず今回はですね、レンコンです。 皮をむいたレンコンを食べやすいように「いちょう切り」にして、酢ばすを作るときの要領で、 酢をたらしたお湯で30秒ぐらい茹でておきます。
水気をしっかりと切ってから、塩をパラリとふりかけて、軽くもんでおいてください。
何の変哲もないきゅうりとナスをやはりいちょう切りにし、塩をふってしばらく放置しておきます。
沢庵・・・。 普段食べないんですけどね、どうしても福神漬けの食感、音を出すには必要な食材です。
沢庵って、日本の誇るべき伝統食だと思うのですが、どうしてこう市販の沢庵って・・・これ以上は書きますまい。 ああ、ちゃんとした沢庵を食べたいと思いつつ、やはりいちょう切りにします(沢庵の味噌漬け)。
切干大根を前もって水で戻しておいてください。 自作もできますよ→切干大根。
個人的にはショウガと青紫蘇のせん切りの入っていない福神漬けなんて考えられません。 分量多めで用意しています。
用意した野菜の水気を絞ってから全部ひとつにまとめ、醤油、みりん、砂糖などを合わせて煮た「甘辛の漬け汁」を作り、 冷ましてから野菜にかけます。
※きゅうりやナス、沢庵の塩気がきつい場合は、しばらく水にさらして塩抜きをしておいてください。
漬け汁につけて半日ぐらい置けば、もう食べることができますが、個人的には漬けてから三日目あたりの色、味が好きです。 どうぞご自由に!
※漬ける際ビニール袋を使うと便利です。
11/02/05