酒場を巡ってはポテトサラダをつまんでいるワケは、店の特色がモロ現れているからなんですそこに。 こないだの店では「本日のポテトサラダ」なる文字を見つけ、いざ注文したところ出てきたのが上です。
見慣れたのと違ってモッタリ感がどこにもなく、「ていうかこのサラダってジャガイモ入ってます?」と、店の人に尋ねたくらいでした。
「間違いなくポテトサラダです」と店主は答え、ゆっくり三回うなずきました。
腑に落ちないままつまんでみますと、まずタマネギが来て、ほぐしたカニがおり、あとはこちら、パクチーですね・・・・・・で、ポテトは何処?
やっぱりいないんですポテト。 そこでもしやこれ入れ忘れ? と起こりえない事態も浮かんできて、店主の顔を見上げれば涼しい顔で刺身引いたりしており 「まイイか」と、思い切り「本日のサラダ」一団をつまみ上げたところで「あ!」となりまして。
このグズグズになったキツネイロの物体はもしや・・・ポテトだったんです。
以前作ったホクホクフライドポテト的な揚げポテトです。 出されたならば、和えて食べるもんなんですおそらく。
ということでホクホクフラポテを小ぶりなまん丸に揚げまして、2、3粒用意します。
そもそも一般的なポテトサラダにおきましても、魚介入りだと判明するやいなや興奮するのもでありますところ、今回は欠かせぬ素材です魚介。
エビやらカニやらホタテですね。 ちなみに今回はアサリです。
シーザーサラダにありますような、白いマヨネーズソースをこしらえます。 マヨネーズを牛乳でのばし、 オリーブ油、酢、塩、胡椒、砂糖、おろしニンニクを合わせましたがお好みです。
あとは器の底に潰したホクポテを置いて、上からソースをたっぷりからめた素材を乗せるだけです。
今回は刻みタマネギにアサリ、青ジソでして、 ザックリ合わせてからつまめば、まれにサクホクッとしたポテトに当たったりして、そんな時は何か得した気分になるんです。
主役を隠蔽したポテトサラダを作り愉しむ。
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14/08/03