子供たちはマヨネーズが大好きです。 放っておくと、目玉焼きや、 一夜干しにさえマヨネーズをつけて食べようとするので「待った!」をかけますが、気持ちはよくわかります。
だって、マヨネーズは旨いですもの。 今回はマヨネーズをこんな風に使ってみます。
要は、まるで粕漬けでも仕込むかのようないきおいで、 素材をマヨネーズに漬けこんでおいて、それを焼くだけなんです。
今回は揚げ物でよくお世話になる豚ヒレを適当な厚みに切り分け、それを漬けこみました。
単なるマヨネーズに漬けるだけで構いませんが、ニンニクのすりおろしたのを加えておいたり、酒でマヨネーズを少しのばしておいたりと、やろうと思えば色々手を加える事が可能です。
マヨネーズに漬けておく時間は自由です。 30分も浸せば風味はしっかりと活きますけど、マヨネーズが好きでたまらない方は、冷蔵庫で二日程度寝かせておくとよいでしょう。
あとはマヨネーズからヒレを引き上げ、中火でこんがりと両面を焼くだけです。 焼き始めるとすぐにマヨネーズの姿は消えてしまいますが、立ち上る香りや味に、しっかりとその痕跡を残しますのでご安心を。 油は引かなくても大丈夫ですが、オリーブ油やバターなどを軽く引いておくと豊かになります。
焼き上がりには塩や胡椒をふるのもイケますが、ポン酢でつまむのもオススメです。
先ほどは冷蔵庫にたまたま豚ヒレがあったからそれで作っただけでありまして、マヨネーズソテーは素材を選びません。 なにしろマヨネーズは超万能調味料ですからね。
今度は魚で作ります。 ちなみに今回はイサキでありまして、三枚におろして腹骨をすき取り、中骨を抜いて骨なしにしておきます(三枚おろし)。
あとは同じようにマヨネーズに漬けこんで、
焼くだけです。 ムニエルのように皮面から焼きはじめます。
魚がニガテな方でもイケるのではないでしょうか。
素材をマヨネーズに漬けこんでおいてから焼く。
12/06/30