さて先程はカンタン自家製ギョウザと、 こだわりギョーザあんを作りました。 それでは早速ぎょうざの皮を作ります。
薄力粉と強力粉を用意し、 2つを混ぜ合わせるのですが、割合は薄力粉350gに強力粉50gを今回混ぜてみました。 ふるっておきます。
通常ならば、ここでお湯を注いで混ぜ合わせていくのですが、 今回はなんと生地に鶏がらスープを混ぜ、練りこんでいきます。 これでご家庭でプロの味が楽しめるのです。 鶏がらスープが冷めている場合は、 温めなおして、熱いスープを注いでください。
※トリガラスープがないばあいは、お湯とラードを加えてもよいです。
トリガラスープを少しずつ加えては混ぜ、加えては混ぜを繰り返します。 熱いので、棒かなにかを使ってこねていくとよいです。 しばらくこねていると、手で触っても 大丈夫な温度になってきます。 ある程度まとめてから、 打ち粉(小麦粉)をふるった台の上に生地を取り出し、両手で力を込めてこねます。
※今回は薄力粉350g+強力粉50gの計400gに対し、鶏がらスープは220mlでした。 オイの場合、この分量でおよそ40個のぎょうざを作ります。
※2最近の事例としましては、強力粉2カップ、湯230ml、 ラード大さじ1を練りこんで作りました。 美味しかったです。
4,5分もこねると、いい具合にしっとりまとまってきます。 丁度耳たぶ程度の固さがベストです。 この状態で、ラップでもかけて生地をしばらく常温にて休ませます。
最近よくやるのが手打ちパスタのように生地を平らに薄く伸ばしておいて、 コップでくりぬくという方法です。 生地の大きさが間違いなく均一になるうえ、 コップのサイズを変えるとジャンボぎょうざから一口ぎょうざまで自由自在に作ることができます。 是非お試しください。
※自作した生地はもっちりとして美味しいものです。 あんを包む際にはヒダなんかにこだわらず、ただあんをたっぷりとはさみこんだだけ、 というような体裁にしておき、多少餡がはみ出ていても気にせず、ただ「焼き」には少しこだわりながら作ると美味しいです。
以前テレビで地方の人気ぎょうざ店が紹介されていて、 そこのぎょうざはまさにそのようなぎょうざであり、あんはキャベツと肉が1:1で作られており、 たっぷりの油で、こんがりと焼かれておりました。 最近はこの店のぎょうざを目指しながら作っております。
某博多有名店の一口ぎょうざの包み方を凝視して覚えてきました。 ぎょーざの皮の真ん中にあんを少なめに乗せて、下から上にとじます。
右の皮をたぐりよせて閉じ、
今度は左の皮をたぐりよせて閉じます。
仕上がりはこんな感じにまとまります。 ヒダを作るよりも早く、 なおかつスマートな包み方です。 是非一度お試しを。
強力粉にはおよそ11.5〜13パーセントのタンパク質が含まれており、 薄力粉には6.5〜9パーセントのタンパク質が含まれています。 (中力粉ではその中間ぐらい)
この違いでお好み焼きに向いているとか、うどんに向いているとかいう用途の違いが発生するわけです。
小麦粉に含まれるタンパク質の大部分はグルテニンとグリアジンと呼ばれるタンパク質で、 グルテニンは弾力に富みますが粘着力は弱く、グリアジンは弾力は弱いが粘着力が強くて伸びやすいという性質を持ちます。
小麦粉に水を加えてこねることにより異なる性質を持つタンパク質同士が結びついて、 両方の性質を兼ね備えたグルテンが作られます。 グルテンを持つのは小麦粉だけで、 さらにグルテンは麩質とも呼ばれ、これから麩(フ)が作られます。
ぎょうざの皮作りでも生地をよくこねますが、これはしっかりとグルテンを作って、 生地を薄く延ばせるようにするという意味があります。 こねはじめはベタベタしていた生地が、グルテンが作られるに したがい次第に弾力のある生地になっていくことがわかると思います。
さらによくこねた生地ををしばらく寝かせておくと、小麦粉と水分がなじみ、 酵素の働きも作用して、しっかり作られていたグルテンが少し緩んできます。 それにより、生地が伸ばしやすくなり、つつむ作業がしやすくなります。
家庭でぎょうざを作る場合は、今回上記のように薄力粉と強力粉を混ぜて作りましたが、 この配合のバランスを調整しながら作るという楽しみも、皮を自作する場合の醍醐味だと思います。 べつに中力粉だけで作ったってイイんです。 それが各家庭の味になるわけです。
06/06/28