ネギの香りが移った油は素晴らしいものです!
ネギ油をよく使う料理には、お好み焼き、焼き飯、 麻婆豆腐、ゴーヤチャンプル、 焼きそば等ありまして、 何しろどんな料理に使ってみても、香ばしい薫りが料理の底上げをしてくれます。
保存もけっこう効きますので、ぜひ多めに作って活用しましょう。
今回ねぎ油に使用するのは長ネギ、玉ねぎ、生姜、ラード、サラダ油です。
好みでニンニクを足したり、ゴマ油を使ってみたりします。 シンプルに作るならばネギとサラダ油だけでどうぞ。 これでも立派に薫ります。
各材料をみじん切りして、
ひたひたの油で、揚げるかのようにネギを炒めます。 火加減弱火で材料がキツネ色になるまでじっくりと炒めます。 ちょっと目を離したスキに焦げたりしますのでご注意を。 今回の分量で、12分程火にかけます。
※油はサラダ油にラードを混ぜたり、胡麻油をたらしたりすると風味が増します。
ネギにほどよい焦げ目がついた頃火からおろし、油をこしたらネギ油の完成です。
※油をこした後に残るネギはいわば「焦がしネギ」ですからラーメンのトッピングにも活用できます。 ネギの油かけという料理もあるくらいですから、 ネギと油は切っても切れない間柄なのです。
よくラーメンを自作します。 仕上げに鶏油(チー油)をたらすとウマイという話を聞きました。 ネギと油で作ったものがネギ油ならば、鶏と油で作ったものは鶏油でしょうということで、早速鶏皮を買ってきて、あらかじめ作っておいたネギ油に投入し、 キツネ色になるまでじっくりと火にかけました。
鶏皮から油が抜け出してカラカラになった頃引き上げます。
※鶏油の作り方をまとめました→鶏油(チーユ)
※引き上げた鶏皮には塩を振ってつまめばよい酒の肴になります。
シンプルお好み焼き。
パラパラに仕上げる。
ひき肉沢山。
長崎といえばこれ。
更新日:23/01/12
公開日:05/09/22