麻婆春雨

麻婆春雨

「だからー、テンメンジャンコチュジャンあわせて、 肉を炒めからめてさ、豆腐入れりゃ麻婆豆腐、ナス入れりゃ麻婆茄子、ハルサメ入れりゃ、麻婆春雨だって何度もいってんだろうが。  醤油とかケチャップトマトピューレなんかをかくし味に、独自の世界を作り出すのさ。 もうそれだけだって。」

何度教えても「麻婆春雨ってどうやって作るんだったっけ?」と聞いてくるカミさんに対して苛立ちを禁じえません。  もしかすると食べたいけれど自分で作りたくないもので、わざと知らんフリをしているのかもしれません。 ますます腹が立ちます。

そこで不本意でありながらも、カミさんのために麻婆春雨の作り方をぷちぐるレシピに加えることにしました。  公の場にごく個人的なページを公開してしまうことを深くお詫び申し上げます。

テンメンジャン、コチュジャン

麻婆春雨の素作り

では早速まいります。

とにかく麻婆豆腐を作る要領で、そこを春雨に変えればもうできあがりなので説明したくないのですが、 カミさんがアレなので一応やってみます。

まずは自家製テンメンジャンコチュジャンのある生活を築いてください。  すこぶる便利な両者です。 テンメンジャンはいわば甘味噌で、 カレーハヤシライスのかくし味にも使用しておりますし、 コチュジャンはホント、辛いものが好きな方ならば何にでも活用できます。 詳しい作り方は各ページを参照ください。


油をめぐらす

中華鍋を熱し、油をたっぷりと注ぎこみます。 ぐるりと鍋を回して油を行き渡らせたら油を油入れに全部あけてください。  そして新たに、油を適量たらしこむのです。 野菜炒めを作る時の要領で、中華鍋を使う際は必須の作業です。

※普段作る際は胡麻油を使っています。 油を引きなおすのが面倒な場合は仕方ありません、飛ばしちゃってください。


ニンニク、ショウガ、ネギをいためる

さて準備完了です。 ニンニクショウガを叩き潰して油の中に放り込み、香りを出します。  面倒ならば何も入れません。 次にネギがあれば、刻んで香り立つまで炒めます。 面倒ならば何も入れません。


肉味噌

ひき肉を入れて炒め始めます。  脂がジクジク滲んできた頃テンメンジャンコチュジャンを好きなように合わせて、からめ炒めます。  両方用意できないならば、どちらか一方。 どちらもなければしょうがない、赤味噌でも加え、醤油や何やらで味を調えて肉味噌を作ります。

そもそもわざわざ、何故そこまでカミさんが麻婆春雨にこだわっているのかが理解できません。  この肉味噌、いわばバーソーですから、ていうか何も入っていないので「麻婆」です。  できたての麻婆を、アツアツのご飯にかけて食べてみてください。 新米が何俵あっても足りなくなるぐらい、美味しいはずです。

※オイが作る場合、ここで腐乳、魚醤、ニンニク醤油ショウガ醤油チャツネなどを加えます。


スープを投入する

スープ投入

麻婆をご飯にかけてワシワシ食べるのがどうしてもイヤならば仕方ありません。 どうしても春雨を入れたいんですね?  ならば、麻婆の上からとかカツオといった何かしらのスープ、 何もなければを適宜注ぎます。


春雨を投入する

春雨投入

しばらくすると沸いてくるので、そこへあらかじめ軽く茹でておいた春雨を入れて煮たり、 下茹でが面倒ならば汁を多めに加えておいて、固いままの春雨を放り込み、ほどよい食感になるまで煮込めばよいのです。

仕上げに自分好みの調味料で味を調えると、結構な麻婆春雨になっているハズです。 よっぽどのことがない限りマズくなりません。 トロミはつけなくても大丈夫だとは思いますが、 つけなければ気がすまないようでしたら水溶き片栗粉をたらします。


こんな感じでどうですかね、カミサン。 え?かえってわかりにくいだって?とにかく自分で作ってみてから話を進めなければどうにもなりませんから。

以上です。 私的なページで大変失礼致しました。


麻婆春雨のツボ

  • コチュジャンを、テンメンジャンをあわせたものを万能調味料「オイ味噌」と呼んでいます。 各割合はお好みでどうぞ!
  • 仕上げにラー油をたらすと見るからにおいしそうになります。
  • 野菜は何でも結構です。
  • きちんと作れば肉すら必要としません。

おさらい

まーぼー春雨の作り方をカミさんのために記す。

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10/05/08



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