バターロールと同じようにこね、叩きつけ、発酵させた生地を等分し、コロコロ伸ばしてからカレーをくるみます。
昨日作ったカレーの残りやカレーパンのためだけにこしらえたカレー。 どんなカレーを包み込むのかは作る人次第です。 今回はトマト風味満載でひき肉たっぷり、まるでボローニャソースのようなカレーを作ってくるんでます。
いちいちカレーを作らなくても、タマネギとひき肉を炒めてカレー粉を絡めたカレー風味バーソーでも美味しいと思いますし、 ハヤシソースをかけたハヤシパンを開発してもよいかと思います。 ビーフシチューを包み込んだビーフパンなんて想像しただけでもウマそうです。 ただ、ひとつ注意しなければいけないことは、あまりにもサラサラしたソースだとくるみにくいということです、当たり前な話ですけど。 いやしかし、そのソースを冷やして固まらせ、 かんだ瞬間ソースがほとばしるまるで、「小籠包のようなカレーパン」を作れば面白いかも、でも食べるとき大変か・・・。
カレーを包み込んだら生地をしっかりと閉じ合わせてください。 少々乱暴な閉じ方でも、具がはみ出ないようでしたら大丈夫です。 このあと衣をつけますから目立たなくなります。
すこし上から押し付けて、馴染みのあるアーモンド型に仕上げます。 ていうかどんな形だって結構です。
生地をやさしく持ち上げて、溶き卵をくぐらせます。 あとはトンカツでも揚げるかのようにパン粉をまぶせば準備オッケーです。
低温、150度ぐらいの油でじっくりと揚げます。 時折転がしながら、まんべんなくこんがりとキツネ色にあげてください。
2、3分もすれば十分揚げあがるでしょう。 少し冷ましてからつかみ上げると、想像していたよりもかなり重たいので手がびっくります。 よく見ると、いまだかつて見たことのない程巨大なカレーパンを作り上げてしまっていることに気がつきました。 うれしさのあまりこうなってしまったのでしょう。
食べにくくなる恐れもありますから、サイズには十分ご注意ください。
味は申し分ありません。 量産して近所中に配りたいぐらいです。
同じ方法でピロシキも作れてしまうことに気づいてしまいました。 ピロシキとはロシアの軽食で、いわばロシア式肉まんじゅうのことです。 パン屋さんでよく見かけますよね。
春雨が入っている気がするのでいっそのこと、まんま麻婆春雨を包んでみました。 トロミ多めに作ることが、シズル感、食感ともにアップするコツです。
長男はカレーパンよりもピロシキのほうがお気に入りです。
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10/05/31