お湯の中で肉をひらひらさせて半生状態にしてからポン酢やゴマダレで食べるのがしゃぶしゃぶの定番です (→ポン酢、胡麻ダレの作り方)。
しゃぶしゃぶの湯には昆布だしを使うと美味しいものですが、今回はせっかくの鶏しゃぶですのでもっとこうトリトリした空気を醸し出したいとたくらみ、 鶏がらスープの中で鶏肉をしゃぶしゃぶしたいと考えました(→鶏がらスープのとり方)。
よりまして鶏しゃぶを決行する前に、鶏がらスープを抽出しておきます。
鶏しゃぶにはささみやムネ肉など淡白な部位がよく合います。 コーチンみたいな「銘柄鶏」を使えば最高でしょうが贅沢はいっておられません。 肉屋さんで生食可能のとびきり新鮮な鶏を買ってきましょう。
皮や脂は丁寧に取り除いておきます。 チーユ作りや鳥皮サラダに役立ててください。
掃除した鶏肉を薄くそぎ切りにします。 ふぐ刺しのように大皿へぐるりと並べると豪華です。
あとは鶏がらスープに肉をしゃぶしゃぶさせてから、半生で引き上げ、大量のネギと大根おろしを加えたポン酢で食べればよいだけです。
もちろん、食べた後には濃厚な鶏スープが残りますのでシメのご心配は不要です。 ご飯でも麺でもほうり込んでやってください。
以上鶏しゃぶでした。(トップ画像)
生で鶏を食う手段はまだ他にもあります。 とりわさも結構なものですが、シメドリなんかいかがでしょうか。
小難しい話ではありません。 作り方は、シメサバと同じになります。
新鮮極まりない鶏のもも肉を用意しまして、しゃぶしゃぶと同じように掃除して、軽く塩を振ります。
しばらくおくと、水気がでてきます。 そうしましたら、鶏をザッと水洗いしまして・・・
水気をふいてから、酢の中へお好みの時間漬けておきます。 個人的には20分ぐらい漬けただけで引き上げています。
飲み会時にこれで絶賛をうけたことがあります。
あと鶏を生で食う手段といえば・・・いつの間にか生で鶏を食べることに夢中になっていました。
そうですね、鶏のたたきはよくやります。
皮付のまま丸ごと網で両面を焼いて、まるでカツオのたたきでも食べるかのように薬味満載でつまんだり、 ゆずこしょうと醤油で食べたりします。
あとは鶏もも肉をサイコロに切っておいての半生炭火焼きがとどめでしょうか。 あーやばい、飲みたくなってきた。 地鶏の炭火焼き
09/07/25