冷やし茶漬け

冷やし茶漬け

朝晩過ごしやすくなり、秋の気配を若干感じるようになりました。

それにしても今年の夏も暑かったですねえ、近頃暑さに耐性がなくなってきたようで「今日も35℃を超えました」なんて言葉を聞いただけで、 額にじんわり汗がにじみ出てきたものでした。

この夏によく食べたのが、冷やし茶漬けです。 お茶漬けをキンキンに冷たくしてススルだけなのですが、 暑さに心が折れ、食欲減退した時にはオススメです。

お茶を氷でしみ出させる

煎茶

ここ数年、季節を問わず口にしているのが、土瓶に煎茶を入れ、氷だけでしみ出させた濃厚茶です。 お猪口にトロリと注ぎ、グイッとやると、 眠たい頭もスッキリ気合が入るものです。 抽出には、冷蔵庫内で半日程度を要します。   暑い中わざわざウチに荷物を届けてくれた運送屋さんや郵便配達の方に冷たいこれを差し出すと、とても喜ばれます。

お茶のフルコース」なんてのもあります。 土瓶に入れたお茶を、注ぐお湯の温度を変えつつ三回飲むものです。

まずは土瓶に茶匙で好きなだけ煎茶を入れまして、ミネラルウォーターを注ぎます。 フタをしてそのまま15分置くと(冷たい水の場合もう少し時間がかかります)、 水出し茶のできあがりです。 茶葉にはグルタミン酸、アミノ酸が含まれていて、アミノ酸は低温でも溶け出してくるのです。 ほんのり甘い、水出し茶です。

一杯目を飲み終えたら、土瓶の茶殻に、今度は40℃ぐらいのぬるま湯を注ぎ、1、2分置いてから飲みます。 二杯目のお茶には、 かすかな渋みがあります。 カテキンがぬるま湯で溶け出すからです。

最後に、90℃の熱湯を茶殻に注いで1、2分置いてから飲みます。 熱湯によりカフェインが溶け出してきまして、心地よい苦味のあるお茶になります。

とまあこれがお茶のフルコースです。

ともあれ、自分の好きなようにお茶を淹れて、冷蔵庫でキンキンに冷やしてご用意ください。


冷飯を洗う

ごはん

冷飯で十分です。 ザルに入れて流水で洗い、ぬめりをとってから水気をよく切り茶碗へ盛ります。


ピーマンを炒める

梅おかか

我が家は梅ペーストを常備しています。 毎年仕込んでいる梅干のタネを抜いて、 包丁で徹底的に叩いてから、裏ごしにかけ、容器に詰めます。 これで家族皆、好きなときに簡単便利に梅風味を楽しむことができるのです。  おにぎりの中に入れたり、 水炊きポン酢に溶かしたりと、 活用範囲は広大です。 気の利いた容器に詰めて人にあげると、とても喜ばれます。 差し上げた梅ペーストで梅干の魅力に目覚め、 毎年梅干を自分で仕込むようになった方もおります。

さて、そんな梅ペーストと、おろしわさびを好みの割合で叩き合わせまして、 ここへ削りたての鰹節を紛れ込ませると梅おかかのできあがりです。 これがまた旨いなんてもんじゃないんですよ。

よい酒肴になるんです。 梅おかかだけで日本酒を何杯でも呑めます。 焼酎や洋酒にも合ってしまうんですから大したもんです。 水気をよく切った大根おろしを混ぜ合わせるという技もあります。

※梅ペーストを作る際に取り出した種を使い、なんちゃって煎酒を作っています。  種を小鍋に入れて水を張り、弱火にかけて1時間ばかり煮こみます。 すると爽やかな酸味のある梅ダレが完成します。  醤油で割って刺身をつまんだり、しゃぶしゃぶのタレに使います。


冷やし茶漬けを食べる

盛り付け

役者は出揃いました。 冷やしたご飯の上に梅おかかを乗っけ、刻み海苔でも散らしてからキンキンの緑茶を注ぎます。 間髪をいれずにかっこむのです。


冷やし茶漬けのツボ

  • 超二日酔いの朝にもおすすめです。
  • 旅行に行くときは、小さな茶缶を持参します。 飲みなれたものがホッとします。
  • キンキンの極みを味わう場合は、クラッシュアイスを散らします。

おさらい

お茶漬けを冷たくこしらえてススル。


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11/09/09



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