粥三種

粥三種

中国人は、お粥をつくる時に、「その水を見ない。 その味を見ない」ということを、建て前にする。:檀さん


粥三種

中国風のお粥三品のご紹介です。

草野心平さんの胡麻油粥

1、さてまずは、草野心平さんの胡麻油粥の復習です。 お米をコップ1杯、胡麻油をコップ1杯、水を15杯。 これを鍋に入れてフタをし、コトコト1、2時間煮込むだけです。

米は洗っても洗わなくても結構です、塩加減はお好みでどうぞ。 煮ている最中絶対触らないというのがヒケツです。

粥を煮る

2、次はスープ粥にまいります。 牛スネが最良、鶏ガラだってかまいません、コトコト煮込んでスープをとります。

米をコップ1杯、スープを10杯鍋に入れ、フタをしてきっちり1時間トロ火で煮込みます。 ここでも煮ている最中完全放置しておくのがルールです。

刺身を並べる

3、白身魚を薄切りにして酒をまぶし、下味をつけます。 これを器の底にグルリ花形に並べます。

粥をかける

4、上から煮えた粥をたっぷりかけます。 刺身がちょうど半生になり、得も言われぬ好相性です。

鶏のくず打ち

5、次もスープ粥になります。 粥そのものは上の粥と同じで、具を鶏のササミか手羽肉にします。 薄切りにして酒で下味をつけ、水溶き片栗粉をまぶしつけたら一瞬熱湯にくぐらせます。

仕上げに、煮えた粥の中へ鶏と、ミツバを加えて混ぜ合わせます。

感想

以上粥三種でした。 心平ガユはもはや定番となっておりますところ、今回のスープ粥は衝撃的でしたね、半生の刺身を具とするなんて! 全部煮え切れないうちにせっせと食べました。

鶏の粥はまさにささみのくず打ち入粥といった塩梅で、食べなくともその味は舌に浮かんでまいりました。

17/04/18
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ジャンル: 和  洋  中  調理時間:  長
季節:春→夏  夏→秋  秋→冬  冬→春
調理法:焼く  炒める  煮る  蒸す  揚げる
〆る  漬ける  あえる  その他
材料肉類:牛  豚  鶏  羊  鯨 
野菜:葉物  根物  茎物  海藻 
果実  葱  瓜  種子  香草他

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材料

  • スープ:適量
  • 米:適量
  • 魚:適量
  • 塩:適量
  • 酒:適量

調理時間

  • 1時間

一口メモ

  • 胡麻油を仕上げにたらすと旨いんです。

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