中国風のお粥三品のご紹介です。
1、さてまずは、草野心平さんの胡麻油粥の復習です。 お米をコップ1杯、胡麻油をコップ1杯、水を15杯。 これを鍋に入れてフタをし、コトコト1、2時間煮込むだけです。
米は洗っても洗わなくても結構です、塩加減はお好みでどうぞ。 煮ている最中絶対触らないというのがヒケツです。
2、次はスープ粥にまいります。 牛スネが最良、鶏ガラだってかまいません、コトコト煮込んでスープをとります。
米をコップ1杯、スープを10杯鍋に入れ、フタをしてきっちり1時間トロ火で煮込みます。 ここでも煮ている最中完全放置しておくのがルールです。
3、白身魚を薄切りにして酒をまぶし、下味をつけます。 これを器の底にグルリ花形に並べます。
4、上から煮えた粥をたっぷりかけます。 刺身がちょうど半生になり、得も言われぬ好相性です。
5、次もスープ粥になります。 粥そのものは上の粥と同じで、具を鶏のササミか手羽肉にします。 薄切りにして酒で下味をつけ、水溶き片栗粉をまぶしつけたら一瞬熱湯にくぐらせます。
仕上げに、煮えた粥の中へ鶏と、ミツバを加えて混ぜ合わせます。
以上粥三種でした。 心平ガユはもはや定番となっておりますところ、今回のスープ粥は衝撃的でしたね、半生の刺身を具とするなんて! 全部煮え切れないうちにせっせと食べました。
鶏の粥はまさにささみのくず打ち入粥といった塩梅で、食べなくともその味は舌に浮かんでまいりました。
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