キンピラゴボウ

キンピラゴボウ

日本的な、質素な食べ物の中で、何が一番なつかしいものかといったら、それはキンピラゴボウとヒジキだろう。:檀さん

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キンピラゴボウ

今日は極めて日本的な定番料理のキンピラゴボウを作ります。  薄口醤油を使って白っぽく仕上げるのであります。

ゴボウの千切り

1、まずはゴボウを細くせん切りにして、水にさらしておきます。

人参の千切り

2、ニンジンも細くせん切りにします。 ごぼう4、ニンジン1の割合です。

炒める

3、鍋に多めにサラダ油を熱し、強火でサッと豚ひき肉を炒めます。 豚ひき肉のかわりにに「昨日の残りの煮魚」をほぐしたものでも可だそうです。

仕上げ

4、続いてゴボウ、ニンジンを入れて炒めていきます。 砂糖、酒、塩、酢、薄口醤油を入れて味を調えます。  手早く炒めましょう。 好みでトウガラシを入れても結構です。 仕上げにゴマ油をたらして、コショウ、ゴマを散らせばきんぴらごぼうのできあがり。

感想

以上キンピラゴボウでした。 なんともホッとする味わいです。

小さい頃近所にナントカ商店というなんでも屋さんがあって、そこのおばちゃんが毎日せっせと木製の機械でゴボウをガーっと刻んでさらしていたのを思い出しました。

その機械がまた手作りっぽくて動作が面白く、食い入るようにじーっとずーっと見つめていたオイでありますが、だんだんゴボウを刻むうちに、 ごぼうをさらしている水がビール色になり、白い泡までも立ちはじめるではないですか。

そこでオイは「あ、ビールってゴボウなんだ。 こうやってビールは作るんだー。」と、本気で信じ込み、家に帰って親に説明して大笑いをされたことがありました。 そんなことをこのキンピラゴボウを食べながら思い出しました。

※ごはんに混ぜたり、春巻きにするのもおすすめですキンピラ。

キンピラのコツ

まず第一に、材料の水気をよく切っておくこと、そして少量の油で炒める事です。 油を沢山使うと味が乗りにくく、炒めすぎると素材がシンナリしちゃいます。

汁気が飛ぶまで手早く炒めましょう。

ごぼう

ごぼうは元々食品というか、漢方療法のために使われていたもので、野菜として食べるのは、日本人だけです。

ごぼうは完全不消化食品で、食べても体内を通過するだけで、なんの栄養にもなりません。 しかし!  その体内を通り抜ける際に、コレステロールや無機水銀、PCBという有毒物質を吸収し、排泄されるのです。

06/03/19
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ジャンル: 和  洋  中  調理時間:  長
季節:春→夏  夏→秋  秋→冬  冬→春
調理法:焼く  炒める  煮る  蒸す  揚げる
〆る  漬ける  あえる  その他
材料肉類:牛  豚  鶏  羊  鯨 
野菜:葉物  根物  茎物  海藻 
果実  葱  瓜  種子  香草他

質素つながり

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キンピラゴボウ

  • ゴボウ:2本
  • ニンジン:半分
  • 豚ひき肉:120g
  • 油:大さじ1
  • 砂糖:大さじ4
  • 酒:大さじ1
  • 塩:小さじ半
  • 酢:小さじ1
  • 薄口醤油:大さじ1
  • 胡麻油:小さじ1

【調理時間】

  • 10分

【一口メモ】

  • ダラダラ炒めないようにしましょう。 シッカリ目に味付しています。

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