丸鶏なんて、手に入るのだろうか? なんて心配していましたが、行き付けの肉屋さんにお願いしてみると、簡単に注文することができました。 一匹分買っても驚くほど安いですし。
1、まずは鶏を丸々一匹買ってきます。 一匹では多すぎる場合は適切に半分とかにしてもらいましょう。 表面や、腹腔の中もキレイに水洗いしておきます。
2、水洗いした鶏を大鍋の中に入れてたっぷりと水を張り、点火。
3、鍋の水が温まりだして、鶏の表面が白くなってきます。 時間にして5分ぐらいでしょうか。 ここで素早く鶏を取り出して、もう一度水洗いをします。
4、さて。 鶏を大きなどんぶりに入れて、上からニンニク、ショウガをすりおろします。 酒をたっぷりと注ぎ込み、ネギも上から乗せておきます。 さらに腹腔の中にもネギ、ニンニク、ショウガの3点セットを放り込んでおくのです。
5、1時間程度蒸し上げます。
6、蒸し上げた鶏はネギやニンニク、ショウガなどを取り除いて、ゴマ油を丁寧に満遍なく塗りつけます。 刷毛や筆を使うと細部まで塗れます。
7、別途用意しておいた鶏がらスープに、胡麻油を塗った鶏を沈めます。 少なくとも2、3時間は漬け込んでおきたいです。
8、食べるときには鶏をスープから取り出して、包丁で皮ごと骨付きのままぶつ切りにして器に盛ります。 胡麻油をたらした酢醤油で食べます。
以上鶏の白蒸し(白切鶏)でした。 丸ごと一匹分の鶏を使うという豪快な料理ですが味は上品で、 ビジュアル的にも面白いので、宴会時にはもってこいの前菜です。 それからゴマ油をたらした酢醤油の美味しさにも特筆するべきものがあります。 豚の耳の際にも同じタレで食べたのですが、このタレ、万能ですよ。
盛り付けの際には包丁でブツ切りにしたのですが、せっかくだから丸ごと一匹そのまま食卓へ運びこみ、皆で分解しながら食べるほうが楽しいように思えます。 普段料理に使う手羽先や鶏モモ肉、ムネ肉や鶏ガラが「手羽先、キミはココにこんな風に付いているのですね。」なんていう風に、勉強にもなりますし。
もうひとつ。 この料理を作ったあとには、濃厚な鶏スープがどんぶりに残っていると思います。 酒も沢山入っていますし、これを料理に活用しない手はないでしょう。
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