釜揚げうどん

釜揚げうどん

今回はひとつ、大いに簡単な「釜揚げうどん」をつくっていただくことにしよう。:檀さん


窯揚げうどん

今回は揚げ玉たっぷりの釜揚げうどんを作って食べます。  揚げ玉は自作しても買ってきてもよいのですが、簡単だし、 美味しくもあるので自分で作りましょう。 それでは料理開始!

つけ汁を作る

1、まずはつけ汁です。 ダシ昆布をあらかじめ水の中に漬けておいて、 火を入れます。 煮立つ前に昆布を取り出し、鰹節を投入します。 もちろん煮干でも結構です。

出汁の取り方 →

つけ汁

2、ダシに酒、みりん、薄口醤油で味付けをすると、ツケ汁の完成です。

かえしを用いたつけ汁も美味しいですよ。

揚げ玉を作る

3、次は揚げ玉を作ります。 どんぶりの中にうどん粉(小麦粉)を入れ、サラサラになるぐらいに水で溶きます。

それを茶せんですくっては、胡麻油の中に散らすと、ホーラカンタン美しい揚げ玉ができるわけです。

揚げ玉

4、この揚げ玉がないと、はじまりませんので、沢山作っておきましょう。 出来上がった揚げ玉は、油をよく切って、紙の上へ。 ※揚げ玉の作り方

うどんを茹でる

5、あとは生うどんを買ってきて、鍋でゆがいて、その茹で汁ごと食卓へ運び、熱いうどんを、ツケ汁につけながら、揚げ玉を散らして食べるのです!

釜揚げうどんを食べる

6、つけ汁にはワケギをたっぷりと入れ、おろしショウガに大根おろしも思いきり加えたほうが、美味しくもあり楽しくもあります。

感想

以上釜揚げうどんでした。 揚げ玉を自分で作るとキメこまやかでパリパリで、

  • うどんをすくう→揚げ玉をかける→ススる。
  • うどんをすくう→揚げ玉をかける→ススる。

この単純な作業を無くなるまで延々と繰り返してしまいます。

うどんをすくうごとに揚げ玉をドッサリかけて食べるのです。 個人的には、飲んだ次の日の昼飯なんかに食いたい感じです。

揚げ玉を作る際にはササラを使用しましたが、実は指でも作ることができました。 指を5本広げて、水溶きうどん粉にひたして油に散らすのです。 でもやっぱり きめ細かく作るには、きちんと道具を使ったほうが、もちろん良いです。

茶筌(ちゃせん)

ちゃせんとは、抹茶をたてる時、茶をかきまわして泡をたてたり、練ったりするのに使う道具です。 数穂、中穂、荒穂があり、桃山時代から江戸時代には、 形が似ることから茶筌髪と呼ばれる髪の結い方がありました。

ワケギ?

ネギよりも小型で、何本も群がって株を作るユリ科ネギ属の一種です。 ねぎのように種子を結びません。 関東でいうワケギは実は「ワケネギ」というネギの一種ですが、 関西のいわゆる万能ネギも、ワケギとして売られているという風に、ワケギの名称と、実体が混乱してしまっているのが現状です。

06/02/23
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ジャンル: 和  洋  中  調理時間:  長
季節:春→夏  夏→秋  秋→冬  冬→春
調理法:焼く  炒める  煮る  蒸す  揚げる
〆る  漬ける  あえる  その他
材料肉類:牛  豚  鶏  羊  鯨 
野菜:葉物  根物  茎物  海藻 
果実  葱  瓜  種子  香草他

うどんつながり

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ツケ汁

  • ダシコンブ
  • 鰹節(煮干)
  • みりん
  • 薄口醤油

揚げ玉

  • 胡麻油、サラダ油
  • うどん粉

薬味

  • おろしショウガ
  • ワケギ
  • 大根おろし

  • 生うどん

【調理時間】

  • 10分

【一口メモ】

  • 揚げ玉は大量に!

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